苦労した退職交渉についてです!
私は、最初の職場である
大学病院をやめるとき、
かな~り苦労しました。
退職をするときにまず確認をしておくべきことは、
その勤め先の就業規則です。
そこには、退職する際のことも書かれています。
退職する場合、いつまでにその意思を表明するのか
よく確認しておいたほうが良いです。
だいたいは1ヶ月となっているらしいですが、
まぁ、普通の病院だと、
3ヶ月~6ヶ月前に言っておくことが
多いようです。
私が辞めるときは、
3ヶ月以上前に伝えました。
まずは自分の直属の上司である、病棟の師長に伝えます。
私は、その時点で、
NO!!
でした。
それでも、引き下がらずに、
どうしても辞めたい
と伝え続けましたが、
師長は、
部長に確認します
と言うだけ。
ひとまず、部長からの返事を待つことにしました。
でも、待っても、待っても
師長から声はかかりません。
その間、とても不安で仕方がなかったです。
もう明日から行くのは辞めてしまおうかな
とも思いました。
結局、私は待てずに、
もう一度師長に伝えましたが、
やっぱり辞めることは
NO
です。
人も足りないし、
年度の途中という中途半端なときに
退職者が出たら、自分の評価でも下がるのでしょうか。
私は、師長への交渉で、
何回も何回も
辞めたい
という意思を伝え続けました。
でも、さっぱり話が進まないため、
師長に決定権がないなら、
直接決定権を持っている(と師長が言っていた)
看護部長に話をつけに行こう
と、思い、
看護部へ行くことにしました。
最初に看護部へ行ったときは、
約束をしていなかったため部長とは会えず、
次に会う約束をとりつけて、
2回目、会いに行きました。
そして部長に直接
辞めたい
という意思を伝えました。
でも、部長も
NO
です。
その時点で私は次の職場も決まっていたので、
どうしても、退職の日を決めたかった。
不安で不安で、
毎日泣いたり眠れなかったり。
とても辛かったです。
3回目、部長に会いに行きました。
そこでやっと、
師長がいいと言ったら退職を許可する
と、言ってもらえました。
師長さんにその旨を伝えると、
じゃあ10階のみんなに辞める許可をとって
そしたら辞めてもいい
と言われました。
はぁ?
と、思いましたが、
私は一人ひとりに辞める許可をとってまわりました。
ある先輩からは、
そんなね、1ヶ月前に辞めます、はいそうですか
って、次のところでは通用しないからね。
と、偉そうに言われました。
いや、3ヶ月前から言ってたし、
就業規則では1ヶ月前だし、
と、心の中で思いましたが、
すみません。
とだけ言いました。
そして、無事に職場を辞め
転職することができました。
今思えばですが、
あの時の私は、とても先輩方に失礼なことをしました。
みんなの前で
辞めることをきちんと伝え、
感謝の気持ちを述べるべきでした。
そんな余裕はなかったですが、
それが社会人としてのマナーだったな、
と思います。
まぁでも、結果的に
転職して本当によかった!!
私は視野が狭くなっていた。
あんなに辛い思いをして働く必要はなかった。
と、思います。